先月、中学生の職場体験を受け入れて、ふと思ったことがあります。
「将来は設計の仕事に就きたい」
「設計に興味がある」といった志望動機でしたが、
ところで、建築士って全国にどれくらいの人がいるんだろう。
年代別にどんな人数構成になってるんだろう。
気になったんで調べてみました。
建築士の資格には「一級」「二級」「木造」の3つがあります。
では、一級建築士から見ていきましょう。
全国で、約37.8万人いますが、建築士事務所で働いている現役は半数以下の約14万人。
二級建築士は、約79万人。木造建築士は、約1.8万人。
年代別に見る一級建築士の数ですが、60代が1番多く、次いで50代ということです。
20代の一級建築士は極めて少なく全体の1%にも満たない状況です。
これ、建築士の世界も例外なく少子高齢化、人手不足が深刻化してますね。
高齢化が進むと若年層の建築士はさらに少なくなるでしょ。
危険水域に入ってます。
試験の難易度の高さも少子高齢化を推し進めている一因。
(合格率は9.9%)
ということで、受験資格の要件が変更されました。
続きは次回の「建築のいろは」で。