建築いろは【73】

建築士 資格

先月、中学生の職場体験を受け入れて、ふと思ったことがあります。

「将来は設計の仕事に就きたい」
「設計に興味がある」
といった志望動機でしたが、
ところで、建築士って全国にどれくらいの人がいるんだろう。

年代別どんな人数構成になってるんだろう。

気になったんで調べてみました。

建築士の資格には「一級」「二級」「木造」3つがあります。

では、一級建築士から見ていきましょう。

建築士 資格

全国で、約37.8万人いますが、建築士事務所で働いている現役半数以下の約14万人。

二級建築士は、約79万人。木造建築士は、約1.8万人。

年代別に見る一級建築士の数ですが、60代1番多く、次いで50代ということです。

20代一級建築士は極めて少なく全体の1%にも満たない状況です。

これ、建築士の世界も例外なく少子高齢化、人手不足が深刻化してますね。

高齢化が進む若年層の建築士はさらに少なくなるでしょ。
危険水域に入ってます。

試験の難易度の高さ少子高齢化推し進めている一因。
(合格率は9.9%)

ということで、受験資格の要件変更されました。

続き次回「建築のいろは」で。

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