日本の住宅は災害や経済情勢などの影響によりどのような変遷を遂げてきたのか。
戦前のスタイルは、
台所は「土間」
トイレは「離れ」
お祖母ちゃんの家がそうでした。
戦後になり、
食事する場所をダイニングとして独立させる「食寝分離」スタイルが登場します。
間取りを、2DKとか3DKと表現するようになりました。
団地にはバルコニーが設けられ、そこで洗濯物を干すことがスタンダードに。
同じような間取りが大量供給され、現在につながる生活スタイルが一般化しました。
1970年代には、下水道の整備と共に水洗トイレが普及します。
1977年には、洋式トイレが和式トイレを上回り、設備の近代化も進みました。
1995年は阪神大震災が起こった年。
一気に耐震性への関心が高まり、2000年には、耐震性を等級で評価する「住宅性能表示制度」がスタートしました。
2011年の東日本大震災後は、太陽光発電設備の「創エネ」と断熱性能を高める「省エネ」を組み合わせた「ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)」の普及を推し進めています。
TKの家造りは、「耐震等級3+ZEH」を標準としています。