2020年からZEH(ゼロエネルギー住宅)の義務化がスタートしたはずが延期に。
2030年から義務化ということになっていますが、どうなることやら。
延期の理由は「中小事業者にはZEHをつくるのはむずかしいのでは…」とか。
大きなお世話です。早く義務化してください!
ZEHにまじめに取り組んできた中小事業者はたくさんいますからね。
延期のホントの理由は?
見えない大きな力が働いたと思う方が自然な見方だと思います。
まあ、そんなことはどうでもいい話ですが、本題です。
TKプランニングは2020年から「ZEHスタンダード」の家造りをやってます。
UA値=0.5以下の高断熱住宅
C値=0.5以下の高気密住宅
耐震等級3の高耐震住宅
UA値とC値ですが、どちらも0.5以下がTKプランニングの基準です。
ここ重要なんです。
UA値だけよくてもダメ、C値もよくて初めて高断熱の省エネ住宅になります。
C値とは、相当隙間面積のこと「家にどれくらい隙間があるか」を表す数値です。
UA値は、外皮平均熱貫流率のこと。
「どれくらい熱量が家の外に逃げやすいのか」を表す数値ですから、隙間が大きい家は熱が外に逃げていきますよね。
どれだけ断熱性能を高めても隙間が大きく熱が逃げては断熱効果は低くなります。
UA値は机上計算なので、家の隙間を無視した答えが出ます。
隙間が多かろうが少なかろうが計算で出された数値は同じ答え。
これって、おかしいと思いませんか?
UA値はどこもかしこも競い合ってますが、C値はどこも見事にスルー状態。
なんでかわかりますか?
C値は机上計算で出せないからです。実際に現場で測定した数値なんですよ。
気密性って「家の隙間を小さくする」という大事な要素ですが、むずかしい工事でもあります。
大手ハウスメーカーが最も苦手としている工事です。
だから、C値についてはスルー、説明しないし公開しません。
UA値=0.3でC値=2.0というような「なんちゃって高断熱住宅」。
現在、羽村市で建築中のS様邸ですが、12月15日に気密測定をおこないました。
結果は、「C値=0.31」!
お施主様も測定に立ち会い、とても喜んでました。
現場の大工さんたちも一安心。
TKプランニングは、ホンモノの高気密高断熱住宅を造り続けます。