先日の「欠陥住宅が生まれる原因」について、お話しさせていただきます。
例えば、大工さんの場合ですが、
30坪の家を大工さん1人で建てるときに、工事期間が60日で120万円の発注単価が適性と仮定しましょう。
しかし、元請けから下請け大工へ工事期間は40日、発注単価は70万円でやってくれと言われたら、丁寧にやりたい大工さんでもやはり早さを優先してしまいます。
早さを優先した仕事だとミスが生まれる確率が高くなります。
故意的なミス、過失的なミスの双方が発生するんです。
大手ハウスメーカーは弊社のような小さな会社より莫大な経費がかかりますから、我々よりはるかに高い利益率を上げなければなりませんし、工期も短縮して資金回収を早くすることも必要です。
「大手より価格は安いけど、小さい会社は本当に大丈夫?」
という漠然とした不安から、
「価格は高いけど大手だから変なことはしないし、間違いはないよね」
そういった時代は長く続いてきましたが、今は過去のもの。
「大手だから安心」の神話は崩壊したんじゃないでしょうか。
家は人生を賭けた大きな買い物です。
絶対に後悔のない正しい選択をしたいものです。
そうした覚悟にお応えするにはどうしたらいいのか。
創業以来、私が続けてきたことは「顔を見せること」「声を出すこと」です。
会社の代表が正々堂々、直接お客様とお会いすることが大切なことだと考えるからです。
私はお客様のことをたくさん知りたいし、私のこともたくさん知っていただきたい。
コロナ以降そんな機会を設けることもむずかしくなっていましたが、2023年より家づくり相談会を毎月開催しております。
お互いが相手のことを理解しあうことが「いい家造り」に大事なことです。
大手にはできない、TKプランニングが大切にしている家造りです。
興味のあるかたはぜひホームページのイベント情報をご確認ください。