TKの住宅は創業時からどのような変遷を遂げてきたのか【Vol.3】
筋交いをダイライトに変えたことにより耐震性能が大きく向上しました。
と合せて、断熱工事の施工精度も高くなりました。
当時は、グラスウールを採用していました。
今でもそうですが、当時も断熱といえばグラスウールが主流でした。
コスト面のメリットが1番でしたから、グラスウールは。
ただし、施工の難しさも断熱材の中では1番だと思ってます。
単に壁の中に押し込めて施工している現場ばかりでしたよ。
でも、正しい施工方法は違うんです。
壁の中に筋交いがあると、グラスウールを充填するには邪魔なんです。
筋交いを避けて隙間なく充填するのは至難の業でした。
筋交いをダイライトに変えたことによって、壁の中の邪魔者がいなくなり施工しやすくなったものです。
でもね、欲張りな私には満足できるレベルまでは届かなかったんです。
これ、あくまでも私見ですが
グラスウールを正しく施工している現場って、未だに少数派のような気がします。
ホント、施工方法が難しい断熱材なんですよ、グラスウールって。