ZEH、ゼロエネルギーハウス(Zero Energy House)が急速に普及しています。
断熱、気密、換気、創エネの4つの要素を高いレベルで組み合わせた次世代住宅で、エネルギー消費を極限まで抑えながら、快適な室内環境を実現できるという住宅です。
ZEH住宅の最大の特徴は、家の中の空気の流れをコントロールすることで熱損失を最小限にし、冷暖房効率を最大限にするという点です。
そのため、壁、屋根、床下を含めて高気密化が必須です。
そこで問題になっているのが、床下部分にたまった湿気です。
見た目にはわからない「床下の湿度の高さ」がカビの温床になります。
ZEH住宅の「見えない落とし穴」が床下なんです。
近年では床断熱の代わりに“基礎断熱”が採用されることも多くなり、これにより床下が外気の影響を受けにくくなった反面、一度湿気がこもると逃げ道がないという状態が生まれてしまいます。
そんなデメリット対策に必要なのは、「換気と除湿」です。
次回、OBさまに確認していただきたい「床下専用除湿機」についてお話しします。