【「省エネ住宅」と「健康」の関係 Vol.1】
断熱性能が高く、冬暖かく夏涼しい省エネ住宅は経済的+健康的なんです。
これまでの住まいは、リビングや廊下、浴室の「温度差」や「結露によるカビ・ダニの発生」による健康への影響が少なくありませんでした。
省エネ住宅の基本である高断熱・高気密な住まいは各部屋の温度差が小さいため快適であり、さらに「家族の健康を守る」ことにつながります。
部屋ごとの急激な温度変化は、血圧が上昇・下降し心臓や脳に大きな負担をかけます。
これが「ヒートショック」です。
高齢者の場合には、大きな事故につながる可能性があります。
省エネ住宅では「部屋ごとの温度差」が解消され、ヒートショックのリスクが低くなると言われています。
例えば、冬季の起床時。
室温が20℃から10℃に下がった場合、最高血圧は10㎜Hg以上も上昇すると言われています。
入浴方法との関係を見ると、
脱衣室の室温が18℃未満の住宅では、42℃以上の熱め入浴をする人が多くなり、ヒートショックの危険率を高めることになります。