大工の高橋です。
東久留米市N様邸の気密測定の続きです。
いざ測定がスタートです。
数値はなんと…1.2!
社長の目標値である0.3を大きく上回っていて、これでは会社に戻ることができないと呆然としました。
空気がもれているところを検知器で探してみると、2階の窓が1箇所あいているのを発見…!
窓をあけている状態でも1.2の数値がでていることに驚きつつも、あらためて測定をはじめました。
無事、0.3を出し、会社に戻れる勇気がでてきました。
C値は実測値なので設計した段階では、わかりません。
実際に家造りをはじめて測定しないと結果がわからないものです。
気密性の高い家をつくるには施工している大工さんが気密を理解し、作業をすすめないとおなじ建物、おなじ材料でも数値がまったく異なってしまうのです。
耐震性、構造の安全性は当たり前のことなので断熱性、気密性など施工で数値が変わってしまうものをしっかりと理解し、今後も取り組んでいきたいと思います。