【「省エネ住宅」と「健康」の関係 Vol.2】
省エネ住宅は健康診断結果にも差が生みます。
人間の体は床・壁・天井の表面からの「輻射熱」も感じ取ります。
これが体感温度に影響を与えるため、表面温度と室温が近いことが「快適」と「健康」のポイントになります。
室温18℃未満の住宅に住む人は、18℃以上の住宅に住む人に比べて、心電図の異常所見のある人が約1.9倍、総コレステロール値が基準範囲を超える人が約2.6倍となる結果が見られます。
同じ室温でも、床付近の温度差によって健康に影響を与えます。
床付近の室温が15℃未満の住宅に住む人は、15℃以上の住宅に住む人に比べて、高血圧で通院している人が約1.5倍、糖尿病で通院している人が約1.6倍と言われています。
経済的な面から「年間の光熱費」を比較してみましょう。
断熱区分6の東京都では、
これまでの住宅ですと、¥283,325
一般的な省エネ基準は、¥222,317
ZEH基準相当の省エネ住宅は、¥159,362
その差は、¥123,963にもなります。
このように、省エネ住宅は「健康+経済」的な住まいということがおわかりになりましたか。