毎日の入浴タイムは、1日の疲れを洗い流し、心身をリフレッシュとリラックスさせる大切なひとときですよね。
しかし築年数が経つと、タイルのひび割れや目地の劣化、排水口の詰まりなど、見た目にはわかりにくいトラブルが次々に発生します。
これらを放置するとカビや雑菌が繁殖し、不衛生な環境が常態化。
家族の健康を守るためにも、はやめの対策が欠かせません。
そこで今回は、浴室リフォームの失敗を防ぐための注意点についてご紹介します。
■構造チェック
既存の梁や柱、床下の配管位置を事前に調査し、必要であれば耐荷重補強や配管のやり直しプランを設けることで、解体後に思わぬトラブルを起こさず安心です。
■サイズと納まりの確認
ユニットバス導入時には、床を30~50mmほどあげるケースが一般的。
床上げ後にドアが引っかかったり、窓枠に干渉したりしないか、設計図面で動線をシミュレーションしましょう。
設計者のチェックがあれば、イメージとのズレを未然に防げます。
最近は、保温性能の高い浴槽やこまめな清掃が不要な防汚パネルなど断熱材やエコ性能に優れたものも増えてきております。
初期投資はすこし増えますが、「長く使える」「お手入れがラク」というリターンを考えれば、光熱費をおさえつつ快適なお風呂時間を実現できます。
リフォーム工事は、計画不足だと追加工事やイメージの不一致が起こりがちです。
失敗を防ぐためにも、計画的にすすめていきましょう。
もし、お家造りでお悩みのことがありましたら、お気軽にご相談ください。